本日(2月5日)冬季北京五輪、男子モーグルで今大会日本人初のメダル(銅)を堀島行真が獲得しましたね!
スキー板に書かれた「ID one ski.com」 の文字が気になった方も多いのではないでしょうか?
モーグルに出場する選手の8割が使用しているという、ID oneブランドの製造元「マテリアルスポーツ」のことを調べてみました。
マテリアルスポーツ概要
社名
株式会社マテリアルスポーツ
所在地
大阪府守口市桜町
グーグルマップでの場所はこちら。
創業
1991年(平成3年)2月14日 マテリアルスポーツ創業
会社設立
1994年(平成6年)2月14日 株式会社マテリアルスポーツ設立
資本金
30,000,000円(3千万円)
代表者
代表取締役 藤本 誠
従業員数
3人
年商
不明
事業内容
スキー・スノーボードの企画・設計。ファブレス(自社工場は持たずに、ニーズに合わせて製造委託先を柔軟に変更)でありながらも製品の評価は高く、世界のトッププレイヤー達が愛用し、そして高い成績を残している。
- スポーツ用品の卸売・小売
- 音楽著作権の管理、音楽著作権物の利用の開発
- CD・ミュージックテープ・ビデオどの原版の企画・製作、楽譜の出版
- アーティスト・アスリート・文化人のマネジメント
主要取引銀行
不明
マテリアルスポーツのID oneは上村愛子選手からの相談がきっかけ
マテリアルスポーツは創業(1991年)は、bollé(ボレー)の卸売・小売事業から始まりました。
2000年には次のようなコンセプトでID oneブランドを立ち上げ、ID one ski事業部を設立しました。
日本で生まれ 日本の工場で
ID one ski ブランドコンセプトより
日本の職人と日本のスキーを愛する人により
心を込めて創った日本製のスキーです。
ブランド立ち上げのきっかけは女子モーグルの元日本代表上村愛子選手から相談を受けたことだったそうです。
モーグルとはノルウェー語で「コブ」を意味し、モーグル競技ではこのコブが規則的に配置された急勾配の斜面を滑走します。
モーグル競技では華麗なエアのパフォーマンスに注目が集まりがちですが、基本はこのコブを滑らかかつ正確に乗り越えることが基本です。
ID oneで作られるスキー板は、歪みが取れるまで長い時間を掛けて自然乾燥されたナチュラルウッドを使うことで粘りとバネを生み出し、コブに吸い付くような滑りを実現したといことです。
参考:
読売オンライン モーグル選手の8割が使用するスキー板、作ったのは社員4人の大阪のメーカーだった