タイには中華系の人がたくさんいます.
ボクのまわりでも三代ほどさかのぼると中国から来たというのをよく聞きます.
顔立ちを見ても色が白かったり,日本人と間違えたりするような人もいました.
タイにはお正月が三回ある!
日本でもそうですが,1月1日がまず一回目のお正月です.
その次の二回目が本日のタイトルでもあるチャイニーズ・ニューイヤー.いわゆる旧正月ですね.今年2021年は2月12日金曜日が正月にあたります.中国では春節と呼びます.
コロナ以前では多くの中国人がタイに訪れていました.TVでも春節セールのCMが盛んに流れます.

最後はタイのお正月,例年4月のソンクラーンです.「ソンクラーン」とはタイの旧正月にあたり,この時期は一年で一番暑い時期になります.正直この時期は外の仕事をしたくないです.暑いからというのもあるでしょうが,本来は仏像をお清めするのに掛けていた水をお互い人間同士で掛け合ってお祭り騒ぎになります.なので日本ではタイの「水掛け祭り」という言い方もしていますね.
今年は特別休日に
国内観光を後押しするためにと,昨年タイ政府は特別にこの2月12日(金)を休日に指定しました.これで3連休になりますね.
通常旧正月は休日ではありませんが,今年は特別だそうです.政府機関や学校,銀行もお休みになります.
タイの中でも中華系の会社は例年休みになるところが多いですが,日系企業で休みにするところはあまり無いようです.
じゃあ,中華系はソンクラーンを休まないのか?というと・・・休みますね.
朝は爆竹の音がうっせえわ
今日ボクの家の周りでは朝7時頃から爆竹の音がほうぼうから聞こえてきました.連続でバリバリっと乾いた音が,近くからも遠くからも聞こえてきますよ.結構うるさいですね.
うちのスタッフから聞いたところによると,朝の4時から9時までの間で,祈りを捧げたあとそのあと爆竹を鳴らすそうです.
タイでも車の顔にしめ縄(?)を付けて飾ります

ボクが小さいときには日本でよく見かけていましたが,お正月は車の顔のところ(フロントグリル)にしめ縄というか飾りを付けていましたね.最近は日本で飾りを付けているのをあまり見ないような気がしますが.
タイでも車のフロントグリルに飾りを付けるのを見かけます.日本のようなしめ縄ではなくて,お花を飾っていました.
まとめると
タイには三回お正月がありますが,タイ人にとって一番のイベントはやっぱりソンクラーンです.
ですが中華系の人も多いので,旧正月にはお供え物をして爆竹を鳴らして新たな年を家族一緒に迎えます.
以前のアユタヤ王朝に関する記事でも書きましたが,タイの人々はタイの伝統と文化が西洋や中国の文化とも絶妙に混ざり合って,しかもその中で自然に暮らしていますね.